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所蔵品展
子どもに伝えたい静岡の戦争

市民のみなさんから寄せられた、たくさんの戦時資料は、「戦争の証人」です。静岡の人びとが戦争の時代をどのように生きてきたか、所蔵資料を中心に展示します。

展 示 内 容
T 15年戦争と郷土部隊
駿府公園には昔、静岡連隊がいました。
U 戦時中のくらし
衣も食も住も、生活のすべてが戦争に勝つためとされました。隣組の「回覧」から、市民のくらしをうかがうことができます。
V 静岡空襲
静岡市は1944(昭和19)年の暮れから敗戦まで、10数回もの空襲を受け、2000名以上の人びとが死亡しました。
展示室のようす
展示室のようすです
回覧板が語る戦時中のくらし
戦時中の、貴重な回覧板が展示されています
軍服、軍靴などさわってみてね!
「さわってみて下さい」
軍服、軍靴、鉄かぶとなどにさわったり、着たりできるコーナーはいつも好評です。背のうを背負った軍服一式を持とうと、その重さと質感に悲鳴を上げる子どもたち。遠いできごとだった無機質の「戦争」を、それらを身に着けた人の生死を通して感じてもらえれば。

「ニュースレター」49より


期間/ 2001年11月16日〜2002年5月26日
会場/ 旧静岡平和資料センター


空襲関連の資料収集中!ご協力ください。


蒲原防空監視哨 最近寄託された
蒲原防空監視哨(かんししょう)の資料
 戦争中、敵の飛行機の侵入を監視するため監視哨(かんししょう)が設置され、青年学校生たちが24時間、空を監視。情報はすぐ軍に送信された。
 敗戦とともに、この資料も焼却される運命だったが、難をのがれた文書全26冊がこのほど寄託された。これらは空襲だけでなく、地域の歴史を編む上で、貴重な資料として注目される。


主催/静岡平和資料館をつくる会
後援/静岡市・静岡市教育委員会