この写真展は、広島・長崎の原爆被害の実相を知ったうえで、世界の「核」被害を目撃した写真家の映像を、世界の人びとに紹介し、「核」とは何かを問いかけます。広島・長崎の惨禍を知った写真家の写した「世界のヒバクシャ」は地球の財産です。 広い宇宙にとって、かけがえのない地球という星を、自ら破壊することなく、「核」の目に見えない底知れぬ恐怖を断ち切り、21世紀は、世界の子どもたちが安心して遊べる戦争のない平和な社会を、みんなの努力で築きあげていきましょう。 |
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エノラゲイの操縦席/豊崎博光 | ||
こんにちわ/本橋成一 |
韓国人被爆者/伊藤孝司 | |
原爆を見た瞳/森下一徹 |
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核廃棄物海洋投棄/桐生広人 |
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出展写真家/ | 伊藤孝司・桐生広人・豊崎博光・本橋成一・森下一徹・森住卓 |
特別出展/ | 松重美人 |
期間/ | 2001年10月5日〜11月4日 | |
会場/ | 旧静岡平和資料センター |
写真家の紹介 | ||
伊藤 孝司/ | 日本軍「慰安婦」や朝鮮人・台湾人の元「日本兵」などの、アジア太平洋戦争で、傷ついたアジアの人びとを取材している。 | |
桐生 広人/ | 核実験場周辺の、核被害を撮り、1993年には、ロシアが放射性廃棄物を日本海に投棄の現場を、グリンピースの船上から世界に発信。 | |
豊崎 博光/ | ウランの採掘、核実験場、原子力発電所の事故などで、核に汚染された人間や大地、動植物を撮っている。 「アトミック・エイジ」第1回平和・共同ジャーナリスト基金賞受賞。 |
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本橋 成一/ | 原爆の図を描いた被爆画家、丸木位里・俊さんも撮っている。 「ナージャの村」は、1999年の、ドイツのフライブルグで行なわれた、環境映像祭の「エコメディア」部門で、グランプリを受賞。 |
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森下 一徹/ | 永年被爆者を撮り続けて、自分自身の生きる原点になった。 1981年、ソ連邦60周年記念、国際記録芸術写真コンテスト「人間と平和」で「被爆者」がグランプリを受賞。 |
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森住 卓 / | 軍事問題や環境問題に取り組む中で、最大の環境破壊の元となる核被害を目撃し、世界の核被害に苦しむ人びとを撮り続けている。 |
展示会のようす | |
入口から見たようすです | 写真集の展示・販売も行なっています。 |
主催/ | 静岡平和資料館をつくる会 |
共催/ | 静岡市国際交流協会 |
後援/ | 静岡市・静岡市教育委員会 |
協力/ | 「世界のヒバクシャ」写真展を広める会 |