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今、コソボは…
子ども
『毎日新聞』1999年5月18日より
コソボ紛争は終わりましたが、コソボでは今も「にくしみ」による悲惨な事態がくり返されています。

3月から6月にかけて、NATO軍によるユーゴ空爆が続き大勢の難民が生まれました。その一端を毎日新聞の写真から紹介します。
写真展
〜引きさかれたきずな
コソボ難民報告〜
&
絵画展
〜絵は叫ぶ・心の戦火〜
こどもたちは虐殺や暴力を目の当たりにし、心に深い傷を負っています。

絵を描くことで、少しでも苦しみをいやしてもらおうと、クレヨンや紙などを送っている子ども地球基金からかれらの絵を借りました。

子どもの描いた絵
『朝日新聞』1999年5月1日より

期間/
会場/
1999年9月10日〜10月10日
旧静岡平和資料センター

展示会のようす
展示室のようす 展示を見る人



こんなことがありました…
コソボ難民の絵画展&写真展から



1ヶ月間の展示を終えて、来館者は約300人と決して多くはありませんでしたが、わがセンターには馴染みのない層−中・高生・大学生・若い勤め人・若い家族連れ−が、新聞の小さな記事を見逃さず、県内各地から来館してくれました。これは画期的なことです。

浜松から駆けつけてくれた中学生。学園祭で「難民」をテーマにするという彼女たちに、資料を借りられそうな団体を紹介しました。学園祭当日、教室の中に急造された難民キャンプの前には懸命に説明している彼女たちの姿が。手造りの味、ひたむきさと奔放さに圧倒された私でした。加えて、以前紹介した情報が大いに役立ったと感謝されました。
(「静岡平和資料館をつくる会ニュースレター」40より)
西遠女子学園の学園祭で
西遠女子学園の学園祭で
説明する女子生徒
熱心に説明する生徒

主催/静岡平和資料館をつくる会
共催/静岡市国際交流協会