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風船と爆弾……第二次世界大戦末期、日本軍は最後の切り札として、直径10メートルの巨大な和紙の風船に焼夷弾と爆弾をつるして、9,000キロはなれたアメリカ本土を攻撃しました。 |
9,000個のうち、約1割が届いたと推定され、子どもを含む6人の犠牲者を出しています。 |
この作戦は全国規模で行われた巨大プロジェクトでした。ここ静岡でも、製紙関係だけではなく、女学生や子どもたち、隣組の主婦などが、地域ぐるみで動員されていたことが分かりました。 |
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こんにゃくの切干作りをする長田南国民学校の児童(長田南小100周年記念誌より) |
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