平和のクスノキが駿府城公園に植樹されました

去る3月27日(金)駿府城公園にて、「平和のクスノキ」植樹式が行われました。この日は「やすらぎの塔」が再建され、除幕式と共に催されました。テレビや新聞で報道されました。

1945年6月20日、静岡空襲で丸焼けになった日赤病院前のクスノキですが、3年後に新しい芽をふき奇跡の復活を遂げました。その後多くの人々に希望を与え、クスノキは静岡を見守り続けてきました。このクスノキは樹齢150年以上と言われています。交通量の多い街中にあり、樹勢が衰えていることがわかりました。そこで保存活動が始まり、次世代にも繋げるようにと2世のクスノキ約100本の挿し木が市民の手で育てられました。無事成長したのはたったの2本。このうち1本は、2022年に静岡市立竜南小学校に植えられ、元気に育っています。そして、残る1本がようやく駿府城公園の「やすらぎの塔」の横に安住の場を得ることができました。「静岡平和資料館をつくる会」より静岡市に2月に寄贈され、植樹へと進みました。このクスノキは「平和のクスノキ」として、私たちを見守っていってくれることでしょう。しかし、このクスノキに80年前のような体験をさせてはならない。再び戦禍の訪れることがないように、私たちは一人一人が何をしたらよいのか考え、努力していかなくてはなりません。