体験画が語るひとりひとりの空襲

※写真をクリックすると拡大表示されます。

 戦時中は空襲被害に関する写真撮影が厳しく規制されていたため、当時の状況を伝えるものはわずかしかありませんでした。そこで、「戦争を記録し、次世代に伝えることが戦争抑止への力になる」と考えた私たちは、戦後40年と60年の節目に空襲体験画を募集しました。多くの静岡・清水市民の協力で、125枚の体験画が集まりました。その後寄せられたものを合わせると153枚になります。ここで紹介するのはその一部です。なおホームページには80枚の体験画が載っていますのでご覧ください。

体験画 静岡空襲

布団を被って火を防ぐ
桑原政江さん(当時12歳 伝馬町)

折り重なって窒息死
宇野ヒサ江さん(当時19歳 西千代田町)

伯父一家の死

小長谷澄子さん(当時21歳 二番町)

目に焼きつく黒、白、青の色

小川孝太郎さん(当時15歳 駒形通1丁目)

田町国民学校救護所

垂脇てるさん(当時24歳 新富町6丁目)

渦を巻く赤い竜巻

田中春江さん(当時23歳 二番町)

体験画
清水空襲、艦砲射撃

姉はわが子を抱いて死んだ

関 道子さん(当時12歳 入江浜田)

教会前の坂・少年への鎮魂

鈴木玲之さん(当時17歳 万世町)

テルファの海へ逃げる

杉山昭三さん(当時17歳 万世町)

艦砲射撃

澤 花子さん(当時26歳 駒越)