空襲体験画のご案内

 
ここに掲載する80点の静岡空襲の体験画は、戦後40年を迎えた1985年に画かれました。
戦争を知らない子どもも大人になり、空襲は遠い昔のこととなってしまい、あの時はこうだったと話したくても、手がかりになる写真もありません。
静岡が火の海となり、街に死体が散乱したことを知る人も少なくなっていきます。
静岡市平和を考える市民の会(小長谷澄子代表)が、若い人たちへ伝えるために「あの空襲を絵で語ろう」と呼びかけを行い、約2年がかりで100枚を超える絵が寄せられました。
大半は「絵を描くのは初めて」という方々であり、その一枚一枚が「あのとき」をけんめいに思い出して画かれたものです。
これらの体験画は、画集・静岡市空襲の記録「街が燃える 人が燃える」として発刊され、好評のうちに絶版となりました。
現在は、「あの時を忘れない。市民の描いた体験画集~静岡・清水大空襲と艦砲射撃」にまとめられ、頒布しています(頒価 1500円)。
※以下の体験画につきまして無断転載を厳禁します。